私(こ)と小鸟と映画とときどき論文と

、2016年9月21日(水)、
【ぜん ぜん ぜんせから ぼくは…】
大変ご無沙汰です

貴重な貴重な読者がいらっしゃるうちは更新せねばと久しぶりに奮起した次第でございます!!



近況は何を言えばいいかわからないので、いきなり現在のことでぇ(;・∀・)



近況といえばここ5年、独り映画鑑賞は変わらずやってるので、今日観た映画の事でも書こうかと



映画鑑賞は多くて月2本、少ないと2ヶ月に1本ペースでやっとります

もっぱら非日常体験をしたい時って感じ

換言すれは現実逃避したい時にみてるのかも(笑)



それで今日、「dead poet society」と「君の名は」を観てきました♪

「dead poet society」は午前十時の映画祭でやってたので500円で鑑賞

何回も観た映画でしたが映画館では初なので楽しみにしてました(劇場公開1989年で、今は亡きロビン・ウィリアムズ出演作品)


内容は超進学エリート校にてロビン・ウィリアムズ扮する転任したての教師がやって来たところから始まります。そこの高校生と教師が織り成すヒューマンストーリーってところです。

進学一直線の生徒達がロビン・ウィリアムズ扮する先生と詩を通じて生きるって何かをガムシャラに考え、青春ド真ん中のストーリーと見せかけ、後半からトーンが一変して「青春」を謳歌する難しさ、現実が立ち塞がるといったシュールな展開に

「ただの」青春映画との違いはそこかと


ここでは現実的な問題、つまり目の前に立ち塞がる進路のための勉強との対比で「詩」が語られていて

一生の瞬間瞬間を曲がりなりにも言葉で表現する「生きる」ための授業が展開されていきます。



表現が仰々しくなってしまうけど、等身大の自分と向き合う難しさなんかを僕に考えさせてくれました




学部生時代にスポーツをやってて、ある日教授にこう言われたのが懐かしい

「飛鳥、お前なんでスポーツなんかしてるんや。スポーツやっても腹は膨れはしんぞ。なんでやるんやろかぁ」

こんな唐突な質問をぶつけ、更に

「スポーツやっても腹は膨れんし、怪我までする。それでもそれが無いのはなんか味気ない世界やろ。無くても困らんけど、やっぱ困る。そんなもんやろ」

って言ってたっけ。
「ただ衣食住だけの人生に対して、彩りを与えてくれるもんが俺には欲しい。その為には今を謳歌していっぱい勉強しんといかんぞ。それには学力がたっくさんいるぞ」

てな感じのこと言っとったな。
これ聞いた時は「始まったよ。とにかく勉強せぇと」とか思ってた自分がいたな。

今振り返るとこの映画のseize the dayみたいなメッセージだったかなと毎回教授の言葉を思い出す、そんな映画




んで「君の名は」

アニメ映画だからとたかをくくってチケット購入

観たら、そんな自分を反省しました…


ストーリーは男女の身体が転換
いわゆる性転換もの(ごへいがあったらごめんなさい)

更にタイムスリップものが絡むという展開


この2つを絡めるのは新しいのかもしれないけど、SF苦手の小生的には真新しい設定だけじゃグッとこないぜぇ!

とか思いつつ見てるうちにグッときてしまいました


僕のグッとポイントは誰かの解説の影響が強いかもだけれど「忘れてはいけないはずの忘れた記憶」ってテーマがガツンと胸にきました。

忘れてはいけないはずの記憶とはこの中では好きな人、それと自分には無関係だと思っていた大災害なのだけれど

映画の中ではタイムスリップ&人格転換した後は記憶が消えてしまうため、大事だった事が思い出せず終始それを取り戻そうとするストーリー

そして2人を隔てる壁の厚さと高さがヤバくて、切ない。そして絶望的( ;∀;)!!


劇中で、身体が気持ちが勝手に先走るけど、その理由がわからないみたいなシーンがあり

その理由が過去の忘れてしまった記憶に答えがあるんだ、というお話だったと解釈しとります


今の自分が何故これをしてるのだろう、これに惹かれるのだろう

その理由がわからない時、自分が経験し、忘却した過去が関わってのかもしれないって思う人だと、それを取り戻した時の感動が大きい話だったのかなと





自分なんかはその質なので

それどころか爺ちゃん婆ちゃんとか世代をまたいものに運命とか感じちゃいます


それ故、運命的な事柄が自分の動機にもなってるんじゃないかと思ってしまう

何かと大袈裟に考えちゃいますよ、特にここ最近は。


僕自身了見が狭いので、今の自分には全く関係ないと割り切ってきた事が多くあるのかなぁと

でもそんな事が実は今の自分を突き動かしてて

いざ今の自分を振り返った時、なんで今これをしてるんだ?

という答えの見えない浮遊感に苛まれる事がよくあるように思います


そんな浮遊状態に陥った主人公に感情移入してしまった分、

全てが繋がった主人公みたいに、自分も過去になんかあったのかなぁ、タイムスリップして探してみたいなぁなんて思ってしまう程、この映画にのめり込んでしまいました



こんな感じの2本観てきました

僕の基準はとても個人的で、映画のストーリーで普遍的だなと思う要素を見つけて、自分の人生にも当てはまったか考える事が多いように感じる

そんな感じで感情移入が出来て、シンクロ率が高いとすぐに気持ちまで高まっちゃうようです。








こんな感じのことをまた気が向いたら載せてこうかと







それではまたいつの日か

最後までこの唾棄すべき駄文にお付き合いしてくれてありがと♪

9/21^23:28
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