1/10ページ目 ヴィータ「アイゼン!!」 『“Raketen Form!”』 グラーフアイゼンのハンマー部にスパイクと噴射口が展開。 さらに、その噴射口から一気に噴射。 回転をかけながらその勢いのまま、目的の相手に仕掛けた。 その攻撃の先にいるのは、管理局員。 人数は三人と、大した人数ではない。 管理局員はその攻撃スピードに焦りながらも、かろうじてプロテクションを発動する。 が、ラケーテンハンマーの前に、大した魔導師ランクを持たないような者のプロテクションが役に立つはずがない。 ヴィータはプロテクションを破壊した上に、そのまま局員を地面に叩きつけた。 ヴィータ「答えやがれ!!上層部の狙いは何だっ!!」 局員「さ、さっきから言っているだろう!?オレ達は何も知らないんだ!」 ヴィータ「だったらお前らに用はねぇ!!引っ込んでろ!」 だが、そう言われたからといって、ここで引き下がることなどできるはずがない。 残った二人の局員は、互いに顔を見合わせ、そして、デバイスを構えた。 ヴィータ「・・・・ちっ、こっちの気も知らないで・・・!」 ヴィータはラケーテンフォルムからハンマーフォルムに切り替える。 そして、その指に系四つの、銀色の球体が現れる。 それを自分の前に放ると、グラーフアイゼンを大きく振りかぶった。 アイゼンの球体が光る。 ヴィータ「いいから・・・」 『“Schwalbe Fliegen”』 ヴィータ「引っ込めってんだよ!!」 一気にその球体をアイゼンのハンマーで叩く。 その瞬間、四つの球体が赤い光を放ちながら局員へ向かって行った。 局員1「う、うわ!?」 局員2「速い・・・!?」 局員の反応もむなしく、その球体が局員に直撃。 爆発が起き、二人の局員が落ちて行く。 ヴィータはそれを一人づつ拾うと、地面で倒れる局員と一緒に本局へ転送した。 ヴィータはアイゼンの先端の突起部を地面に突き刺し、疲労した体をぎりぎり支えた。 ヴィータ「やべぇな、流石につらいかも・・・」 苦笑気味に言うと、再び体勢を戻す。 見掛けこそ対してダメージはないが、魔力、体力ともに疲労していた。 ヴィータ「けど、何も分かってないのに戻るわけには・・・」 そんなことを言っているうちに、ヴィータの上空に三つのミットチルダ式魔法陣が展開していた。 どうやら、局員の人間らしい。 ヴィータは再び苦笑する。 アイゼンを構えた。 ヴィータ「どのみち帰れそうにねぇな・・・!」 そのハンマーを振り上げた。 柄が展開、収縮を繰り返し、カートリッジ二発を叩きこんだ。 『“Gigant Form”』 ハンマー部が一気にその大きさを変える。 ヴィータと同じくらいのハンマーへ形、大きさを変えた。 それを振り上げる。 ヴィータ「聞きだす前に怪我すんじぇねぇぞ・・・!!」 その言葉と同時にベルカ式に陣を展開。 そのまま一気に仕掛けた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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