1/12ページ目 8月5日 16:00 ???次元 建物内 ライト「ライト・ローグ、クラーフェ・エリア、スカーレット・シュール戻りました」 暗闇の中、ライト達がそう告げるとともに、奥から現れた一人の女性。 見かけは20代くらいだろうか。セミロングの髪に、和服、そして、腰には日本刀が下げられていた。 その内にかなりの魔力を持っているのは間違いない。 女性はライト達を見てにっこり笑った。 ?「戻ってきたんですか。どうですか、調子は?」 ライト「・・・あまり良いものではなかった」 ライトは隠さず、正直に告げる。 それを聞いた女性は、特に不機嫌な表情をすることもなく、微笑んでいた。 ?「そう落ち込まないでください。確かに時間はありませんが、あせりすぎても仕方がないです。ゆっくりやればいいですよ」 ライト「ところで、雇い主は」 ?「それが・・・今はカイ様のほうに・・・」 女性はため息をついた。 どうやら、この様子ではこの女性が大将と言うわけではないらしい。 カイと言う人物に会いに行ったことに反応したのは、スカーレットだった。 スカーレット「カイ兄貴のところだと?」 ?「最近は頻繁に会ってるみたいでして、今日は朝から留守にしてます」 ライトは少し考えるようなそぶりを見せた。 不自然だと言うのは、考えなくてもわかるだろう。 かといって、会いに行く理由も、あるとは思えない。 クラーフェ「君は何も聞かされてないのか?」 ?「えぇ。用件も言わずに出て行かれましたから」 スカーレット「あんたも大変だな、レン」 レン「いえ。お互いの目的のためです」 とレン呼ばれた女性。 どうやら、彼女はライフの人間らしい。 明るく、前向きなその様子からは、事件の犯人にはどう見ても見えない。 ライト「なら、雇い主が来るまでは私たちは休憩させてもらう」 レン「そうしてください。ミッドチルダには、リリナとヒカリが向かいましたし、今は任務もありません。時間になりましたら、レナに起こしにこさせますね」 スカーレット「げ、あのくそ餓鬼かよ!」 スカーレットの発言に、クラーフェはため息をついて言った。 クラーフェ「スカーレット、口が悪いぞ」 ?「誰がくそ餓鬼だってー?」 スカーレット「ぅお!?」 スカーレットの隣には、いつの間にか一人の少女。 身長は大体150cm位だろう。ツインテールの長髪に、今どき風な服装。 少女はスカーレットの方を見た。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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