[ディスカッション プランニング] まずは卸相談。 専門知識がなくても問題ありません。 担当者がお手伝いしてくれます。 ディスカッションにより、形が見えてきたものを具体化してオーダーシートを記入。 [見積もり] オーダーシートの内容により、価格が決定。 もちろん希望価格に応じたプランニングによる見積もりも可能。 [発注] お支払い方法が決定した時点で正式オーダーとなり各工房へ発注。 フルオリジナルシェイプの場合、図面確認も可能。 [製作] 熟練クラフトマンにより責任をもって製作。 途中でシェイプや色を確認されたい場合は卸相談。 [納品] 納品直前に完全調整。 カスタムオーダー品保証期間は5年。 期間内、保証規定内のメンテナンス等は全て無料。 ※あくまで一般オーダーメイド方法です。 店舗によって多少の誤差が生じる場合があるかもしれません。 全ての問い合わせについては、各楽器屋にお願いします。 <ボディ、ネックマテリアル> エレキと言っても、音に多大な影響及ぼす木材。 美的価値も大切だと思います。 ☆ボディ材 ☆指板材 ☆ネック材 [Alder/アルダー] クセの少ない枯れたトーンが特徴。 PU、パーツの特性を反映しやすく安定している。 加工性も良い。 [Hard Maple/ハードメイプル] 強度が高く、アタック、サスティーンに優れている。 クリアーなサウンドで、指板に使うと音抜けも良い。 [Ebony/エボニー] ローズウッドより硬度、密度が高いためサスティーンも良い。 磨くと光沢が出て、滑りも良好となる。 [Wenge/ウェンジ] 独特のルックスを持ち、手触りも良いが、加工は難しい。 硬くて重いが鳴りも良いという特殊な材。 [Walnut/ウォルナット] 特殊の渋い色に魅力がある。 中低音が太いという特性を持ち、ベースのボディ材として人気がある。 [White Ash/ホワイトアッシュ] やや重いが音域のバランス、サスティーンともに良好。 ベースのボディ材として特に使われている。 [Soft Maple/ソフトメイプル] クセが少なく大人しい音質だが、独特の粘りを持つ、非常に美しい杢が出やすいが、比例して高価。 [Hondras Mahogany/ホンジュラスマホガニー] 古くからボディ材、ネック材として使用。 中低域を中心とした豊かなトーンで、他の材とのラミネートも相性が良い。 [Basswood/バスウッド] 非常に軽く、鳴りは良いがサステイーンな欠けるため、固い材をラミネートしたり、重いブリッジを搭載する事でバランスの良い楽器になる。 [Walnut/ウォルナット] 硬くて重い材でその印象通りの音がする。 重低音のロスがないサスティーンを待たせることが可能。 [Swamp Ash/スワンプアッシュ] ホワイトアッシュの亜種だが、重量は軽く音抜けが良い。 また、シングルPUとの相性が抜群に良い。 [Rosewood/ローズウッド] 硬度、手触り等、指板に求められる特性をバランスよく持っており、現在最もポピュラーな指板材。 [Mahogany/マホガニー] ホンジュラスマホガニー同属の材。やや強度は落ちるものの、重量は若干軽めで鳴りも良い。 [Korina/コリーナ] 本質、音質共にマホガニーに近いが、マホガニーと比べてややトレブリーで、独特の粘りに特徴。 [Koa/コア] 褐色の木肌は美しく、逞しい中音域と粘りを合わせ持っている。 フレイム状の杢が出たものは貴重。 <ボディ材> 採れる大きさ、厚さに制限のある材料もありますが、基本的的に単板2ピースが可能。 マホガニー等、大きめの木は1ピースが基本。 <ネック材> 剛性、安定度の面からメイプルまたはマホガニーをお勧めします。 1ピース、3ピースを基本に各種ラミネートも各種。 <ボディ構造> ☆ボルトオンネック ボディとネックは別行程で仕上げられ、ネジによって固定されます。 倍音の整理されたメリハリのあるサウンド。 -レギュラースタイル -スラントカット -スターカット -クイーンカット -KTカット ☆セットネック ボディネックは途中まで別行程で作られ、接着剤で強固されます。 豊かな倍音か特徴。 -レギュラースタイル -SNカット -ヒールレスカット ☆スルーネック ボディエンドまでネック材があり、両サイドにウィングと呼ばれるボディ材が粘り合わせられます。 タイトな低音域とロングサステイーンが得られます。 -レギュラーカット -ヒールレスカット <ボディ材のコンビネーション> ☆単板(同一材のみボディ) ☆トップ貼り ☆ドロップトップ エルボーカットに沿ってトップ材を曲げてラミネートする方法。 ☆セミホロー トップ(バック)ラミネート前にサウンドチェンバーをあらかじめ空け、フタをするように接着。 <その他のホディ加工> ☆アーチドトップ 見た目の美しさもさる事ながら、弦振動をボディに伝えてフィートバックさせる効果がある。 ☆ベベルドカット ボディデザインをシャープに見せ、体にフィットさせる役目もある。 ☆エルボーカット ビッキング時、ボディに肘が当たるストレスを軽減し、プレイスタイル安定させる。 ☆ウエストカット 体へのフィット感を上げ、ボデイボジションを安定させる。 ☆ボディエッジR エッジRの違いはルックスを大きく変えますが、音質的にも大きいRはマイルドに小さいRはエッジーになる。 ☆バンディング ビンテージテイストな高級感を出させる。 ☆ピックアップ あらゆるタイプから選択可能。取付位置やマウント方法も選べる。 ☆ピックガード 各色、オリジナルシェイプが可能。 ☆ストラップピン たかがストラップピンと言えども、ルックスに影響します。 またライブでのストラップ脱落にお悩みの片にはロック式のものをお勧め。 ☆ワイヤリング ワンボリュームオンリーから特殊配線までレイアウトも自由に考えられる。 ☆ブリッジ あらゆる物をマウント可能。 機能、音質は相談で。 ☆スイッチ 操作性ルックス共様々。 用途に応じて選択。 -レバーSW -トグル/ミニSW -SWボット ☆ボリューム、トーンノブ ノブひとつでもギターの表情が変わるもの。 ☆ジャック <指板材> ルックスが大きく変わる部分ですが、音質、感触にも違いがあるので好みに応じて選択。 ラウンド粘りも可能。 <指板R> 指板面の丸みは好みに応じて指定できます。 170R、240R、305R、320R、400Rの5つが基本。 (Rとは丸みの半径を表したもの) <ヘッドシェイプ> ボディ同様、あらゆる形が可能。 <ヘッド構造> ☆角度なし 段付きネックとも呼ばれるスタイルでメイプル材を使用することで抜群の強度を誇る。 テンションピン、テンションバーが必要になる。 ☆角度つき 角度が小さいほどサスティーンが長く、テンションは低くなり、大きくなるほどアタックが強く、テンションは高くなる。 <スケール> 弦は長くなると音程は良くなりますが、テンションは強くなる。 逆に短くなるとテンションは低くなるが、音程は不安定になる。 ギターで5種類、ベースで3種類のスケールが選べる。 <フレット> フレット数で一般的なのはギターで21、22、24、ベースで20、21、24ですが、さらに増やすことも可能。 フレットの形状は7種類用意されている。 フレットが高い方が軽いタッチで押弦でき、チョキングも楽ですが、フィンガリングには慣れが必要。 幅の狭いものは音程が良く、立ち上がりも良好。 幅の広いものはフィンガリングのスムーズ感が高いと言える。 <ナット幅> Guは40mm〜46mm、Ba38mm〜46mmの範囲。 各弦Gu/Baは必要に応じて幅を広げることになる。 <ナット材> <グリップシェイプ> 厚み、形状共に指定可能。 ※サンプルとして自分のGuの持ち込み可能。グリップ感は指定Rによっても異なる。 <ポジションマーク・バインディング>ポジションマークはスタンダードな四角や丸からオリジナルデザインまで対応可能。 塗装をするメイプル指板にはペイントやインスタントレタリングでマークを入れることもできる。 <チューニング・ペグ> オープンギア、クローズギア、ロックタイサプ等、あらゆる種類から選択可能。 ルックス、音にも影響する。 <塗装> 木を保護し、楽器の機能を保つ事が目的と言えますが、様々な着色を施すことで、個性を持たせる楽しみもある。 <塗装の種類> ☆ニトロセルロースラッカー系 独自の美しい光沢、暖かみのある感触を持つ。 年月を経ることで徐々に収縮して木材に馴染み、木肌を塗面に映していく。 音質的にも木材の鳴りと共に熟成する。 塗膜強度の低さもむしろメリットと捉えるべき。 ☆ポリエステル系 Guの保護という面でも優れた塗料。 温度、温度の変化による木材の反り、割れを防ぎ、耐衝撃性、耐溶剤性の面でも安心できます。 また、完全硬化が早いため楽器として安定期に入るのも早いと言える。 ☆オイルフィニッシュ 木材本来の手触りを活かした塗装。 木工の仕上げ磨きに時間をかけ、特殊オイルを浸透させた後、さらに磨き込む。乾燥、キズ、汚れには気を遣いますが、その上品な風合いには他に換えがたい魅力がある。 <カラーリング> 大まかに分けると、木目を見せるシースルー着色と木目をつぶすソリッドカラー着色、メタリック着色がある。 カラーサンプル、写真を持って行けばオリジナルカラーも可能。 <特殊な塗装、及びカラーリング> ☆生地着色 材に下地塗装する前に木に直接直接材をすり込むことで、木目を強調したシースルー着色にする手法。 木質や部位によって色を吸い込む量が異なり、それが独特の味となる。 ☆スパークル いわゆるラメ塗装で、見た目の派手さは最高。 粒の大きさも選べる。 ☆クラッキング 乾燥時間の違う塗料をわざと重ねて着色することで、縮みを起こさせてひび割れ表現したペイント。 ☆マットフィニシュ いわゆるつや消し仕上げで、渋く落ち着いた風合いになる。 ネック裏に使うことで滑りをよくする効果もある。 ☆パールカラー 着色層の上にF.F.と呼ばれる微粒粉を吹き付け、真珠のような輝きを得る手法。 下地の色を活かしつつ、光の向きによってF.F.が美しく発色する。 F.F.にはブルー、レッド、グリーンの3色がある。 ☆イリュージョンカラー 見る角度によって玉虫色に劇的な色調変化を起こすカラー。 ☆グラフィック、その他 単純なストライプから色の塗り分け、エアブラシによるグラフィックまで、あらゆる物が可能。 また、お気に入りの写真、ポスター、布などを貼り込むこともできる。 <組み込み> 美しく仕上がったGuも、最終的なパーツの組み込みや各部の調整によって表現が変わる。 ☆セッティング指定 オーナーの好みに合わせ、きめ細かいセッティングが可能なのもオーダーメイドの魅力。 こだわり所によっては設計時の検討が必要になる。 ☆弦 原則としてメーカー弦を使用。他ブランドの持ち込みも可能。 弦の太さによってネックのセッティングが変わるので、必ず弦のゲージ指定とチューニングの指定をして下さい。 ☆弦高 特に指定がなければ、メーカー出荷時の標準弦高。 高くすればアタックが強くクリアーな音質となり、低くするとフィンガリングは楽ですがフレットノイズは多くなる。 ☆トレモロ・ユニット トレモロ・ユニットのフローティング具合の好みは個人差が大きいもの。 事前に指定して頂くことで、ベストなセッティングで受け取りが可能。 ※パーフェクトな状態でも使用状況、管理状況によって、木の収縮等による多少の狂いが生じることがあります。 保証期間やネックの反りなどの基本機能を十分確認しメンテナンスを心掛けましょう! <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |